YZF-R1ユーザー車検
2000年式のYZF-R1のユーザー車検に行って参りました。
私は前々回が初のユーザー車検で、前回は業者さんへ依頼、今回が2回目のユーザー車検です。マフラーやキャブレターも社外品と交換してあり、サイレンサーの機能ダウンによる騒音規制をクリアできるか不安でしたが、結果としては大丈夫でした。
・事前準備
車検を受ける前に、メンテナンスと車検に対応する装備確認を行いました。
バイクの保安器類を、車検に対応した物かチェックし、テールの反射板を取り付け、車検の基準をクリアしているかどうか事前にチェックしました。
事前に自分でしっかりメンテナンスをし、定期点検記録簿を作成保管して行きました。(係の方に見せますので・・・)
細かいところまでメンテナンスされたバイクは、自ずときれいになっていると思います。逆をいえば、汚れたままのバイクを車検場に持ち込むと、メンテナンスされていないと見られることがあるようです。
私の場合、事前に自賠責保険に入ってから車検を受けに行きました。自賠責保険は、車検が満了する日までをカバーしている必要があります。必要書類等を準備。
インターネットで予約。非常にわかりやすく、簡単でした。
・車検当日
※オートバイの場合、走っているうちに光軸が狂ってきますので、
車検場へ入る直前に車検場近くの予備検査場にて光軸検査を受けました。 ←ここで問題が発生しました!!
4年前同様、朝一番にて予備車検場にて光軸検査を受けたのですが、なんと光量が足りない!!と出てしまいました! 車検クリア値の半分も行っていないとのこと!
前日、ホームセンターにて明るいタイプの電球を買って交換したばかりだったのに!!??(車用の安い電球だったからか!!??)
このままでは車検が通らないといわれ、予備車検場にあるノーマル(バイク用)の電球と交換しましたが、だめ。また、左右の光量に違いが見られます。光軸検査はハイビームでの検査なので、そのときだけバッテリーから直接ライトに電気を送ってはどうかといわれましたが、簡単につないでしまってもどうかと思い、まずは2灯ある電球のアースを直接電球からバッテリーへ返すラインを引きました。何とかなるかも・・・というレベルになった頃には、あっという間に1.2時間が経ってしまい、車検場には受付締切時間ぎりぎりにエントリーしました。
検査場にて申請書等を作成し(係の方が素人でもわかりやすく説明してくれました)窓口を数回渡り歩いていよいよバイクの検査です。
外の明るいところで外観系のチェック、そして排気系のチェック(音量です! なんとあっさりクリアしました!!)
係のお兄さんの指示通り、保安器系を操作し、点灯確認等を行いました。
そしてコースへ入り、性能チェックです。
事前にユーザー車検である事を係の方に伝えておいたので、機械のセットはお兄さんがやってくれました。内容は皆さんからのレポート通り、焦らず、指示通りに行えば大丈夫です。
そして緊張の光軸チェック。・・・・1回目は× 2回目に何とかクリアしました!! ほっとしました。
総合判定所の方へ書類を提出し、完了印を押して頂き、チェック完了です。
窓口にチェック済み書類を提出し、新しい車検証を受け取りました。
・あとがき
今回、自分で車検を受けましたが、必ずメンテナンスはしっかり行わなければなりません。実際、チェックを行っていくうちに要交換部品や、増締めの必要なところがありましたし、タイヤも交換時期が近い事に改めて気づきました。
未整備車や安全性を損なう状態の車両は、論外です。
業者さんへ依頼するところは依頼し、自分でメンテナンスできるところは自分で行った方が愛着が持てることは間違いありません(技術的に可能であればの話です)
自己責任の範囲内にて、多少なりとも節約できたお金を“安全”に投資すべきと考えます。
ユーザー車検は、いろんな意味で経験すべきと考えますし、皆さんにおすすめしたいと思います。
■2012年04月21日にYZF-R1様よりご投稿頂きました。