二輪での受検
<<藤本より>> この度は、大変お世話になりました。
11日、お陰様で無事に車検を通りました。
入手させて頂いたのはオートバイ用ではなかったのですが、手引き書を良く読み、ハーレーでユーザー車検を受けた近所の友人の話しも加えて理解し、事前準備して望み、めでたく合格した次第です。
以下、参考にして下さい。
事前準備
@車検証:車両に付いている正規な車検証
A納税証明書:居住している市町村が毎年6月頃に郵送してくる「軽自動車納税証明書」(継続検査用)
B点検整備記録簿:購入書類にも含まれるが、それを用いず、車両に付属する取扱説明書等に付録する「定期点検整備記録簿」をコピーし、過去のディーラーの点検記録を参考にしながら記入した。
ディスクブレーキパッドの厚みやタイヤの溝の深さは、自ら実際に測定して記入すること。
「CO、HC濃度」は、過去のディーラーの点検記録の数値をそのまま記入した。
C自動車損害賠償責任保険証明書:現在有効な証明書
D自動車損害賠償責任保険証明書:予め加入した新しい証明書(14,110円)
◎鉛筆(シャープペン)、消しゴム、、ボールペン、認印
◎現金(必要金額は、後述)
受検予約
パソコンインターネットにて、「姫路自動車検査登録事務所」にアクセスし、「検査手続き」にある「予約システム」に入り、まずは新規にアカウント登録してID番号を取得し、車検予約し、「予約番号」を取得する。
受検当日
予約している時刻よりも小一時間早めに、姫路市飾磨区にある姫路自動車検査登録事務所に到着。
【注意】軽自動車(軽四)を対象にした建物が手前にあり、オートバイはそこではなくてトラックなどの大型車が停まっている、大きな建物の方へ進み、駐車場にオートバイを停める。
●事務所の窓口Nにて、「継続検査申請書」「自動車検査票」「重量税納付書」一式の書類を購入(50円)する。
●窓口Pにて、「重量税」(3,800円)と「検査手数料」(1,700円)を支払う。
係官が両方の印紙を書類に貼り付けてくれた。(大変親切!)
●付近にある記入机にて、購入した書類に記入した。
走行距離は、実際のメーターの数値を記入すること。
コンピュータ読み取り式の用紙には、鉛筆(シャープペン)で記入し、他の書類へはボールペンで記入し、氏名の後ろに認印を押した。
●建物のもっと奥にある受付窓口Fへ、書類一式を提出し、予約番号との照合、記述内容をチェックして頂き、問題なく受け付け完了。
検査場へ
●駐車場に戻り、エンジンを掛け、いよいよ検査場へ移動。
場内走行なので、ヘルメットはかぶらなくても良い。
一番左側の二輪用レーンを進み、建物に入る手前で待機停車する。
●順番がくると係官が手招きするので、前進し、指示された所で停止し、ギヤはニュートラルにして下りる。
●車体各所のネジの緩みや損傷有無のチェックを受ける。
●係官の指示に従い、ウィンカー点滅チェック、ホーン発音チェック、前ブレーキにてストップランプ点灯チェック、後ブレーキ点灯チェックを行う。
●前へ進み、前輪をテストローラに乗せ、ギヤをニュートラルにし、両腕でハンドルをしっかりと支えると、両輪を乗せている部分が下がり、タイヤを挟んで固定される。
●やがて車輪が回され、前方の表示指示器に「ブレーキをかける」と表示されれば、前ブレーキ・後ブレーキを同時にかける。
両方かけないと、挟んでいるタイヤが解放された時にオートバイ自体が後方に動いてしまい、やや危なくなる。
●少し前進し、後輪をテストローラに乗せ、ギヤをニュートラルにし、両腕でハンドルをしっかりと支えると、両輪を乗せている部分が下がり、タイヤを挟んで固定される。
●やがて車輪が回され、前方の表示指示器に「ブレーキをかける」と表示されれば、前ブレーキ・後ブレーキを同時にかける。
●係官が検査機を操作し、オートバイのスピードメーターが40kmを差す時の検査機での速度と比較してスピードメーターチェックの判定が出る。
オートバイのエンジンの力でタイヤを回す訳ではないので、あっという間に終わった。
※オートバイのスピードメーターは、前輪につながっているのか、後輪につながっているのか、事前に把握しておき、係官に対応する必要がある。
私のBMW1200RTは、前輪付近にはスピードメーターケーブルが見あたらないので後輪かな、との半ば推測が当たって良かったが、事前把握が必要です。
●ヘッドライトHiビームを点灯し、検査機が近づいてチェックし、合格表示が出た。
※ヘッドライトにおいて、HiビームとLowビームが別々にあるオートバイは、Lowビームが常時点灯となっており、受検時においても、エンジンがかかるとLowビームは点灯しなければならない。
ヘッドライトチェックでは、Hiビーム点灯にてチェックするので、Lowビームはダンボール紙等で覆わないといけないので、事前に準備し、検査場に進む直前に覆うこと。
私は、Lowビームも消灯できる様にスイッチを追加しており、常時点灯を指摘され、取り敢えずはHiビーム点灯でヘッドライトチェックを受け、コメント付き合格となり、一旦、試験場を出て駐車場に戻り、シート内部にてLowビーム配線をつなぎ直し、Lowビーム常時点灯の事だけを再確認して頂き、全て合格となった。
●車体番号を照合し、合格印を頂き、完了!
●検査場から駐車場に戻り、書類一式をE窓口に提出し、しばらく後に名前を呼ばれ、新しい車検証と検査標章を含んだ書類を受け取って試験場を退去した。
◎私は、リヤシートの後にトップケースを取り付けており、車検証に記載されている全長寸法を超えてしまうので、取り外す是非を係官に尋ねたところ、付けたままで支障ない、との返事を頂いた。
◎アマチュァ無線機用アンテナ取り付けステーもトップケースと共に取り付けてあるが、全幅を超えてはいないので、アンテナを取り外し、危険防止のためにビニル製クッション材でくるみ、ビニルテープを巻いた。
以上です。
■2012年12月13日にBMWばっかり!様よりご投稿頂きました。